ある浮気調査のお話。
車尾行しながら、厄介な思い出が蘇ったので記事にします。
これがかなり面倒な調査でした。
簡単に概要を。
メールのやり取りでデートの日が判明したので、その日を調査日として依頼を受ける。
クライアントに対象者が使用する車両にGPSを装着してもらい準備は万端。
GPSを付けているのでラブホテルに行ってからの後追いも可能だが、行く場所が鎌倉。
場所が遠方なのでどこのホテルに行くか分からないし、浮気相手宅の可能性もあるのでデートから調査を行うことに。
※特定日のGPS後追い調査の場合は待機料金が発生します。
さて、調査日。
クライアントの予測通りの時間に出てきて特に問題なく調査開始。
対象者は車で移動し始めたが、何処にも寄ることなく高速に乗る。
あれ?浮気相手を迎えに行かないのか?
現地合流?
1時間強かけて鎌倉に到着。
浮気相手とどこで合流するか油断を許さない状況。
と思っていたが全然合流しない・・・
ひとりでレストランの敷地に入って駐車場に停まる。
レストランには入らない。
これを2.3件繰り返す。
警戒行動に見えなくもない。
その為、途中途中で距離を取り、発覚をしないように細心の注意をする。
その後は浮気相手と合流することなく対象者はひとりでドライブ。
あっちに行ったり、こっちに行ったり行き先が決まっているような感じはない。
「ひとりでなにやってんねん」って関西人の調査員がツッコミ入れる(笑)
こんなツッコミはもちろん対象者には伝わらない(笑)
観光地で道も混んでるし、道幅もせまい。
バイクで距離を取ってすり抜けを駆使しながら追うのも無理が出てきた。
浮気相手と合流する気配もないので、ここで尾行を中断。
車尾行を強引に行えば発覚の危険が高まるだけ。
浮気相手も同乗していないのにリスクだけ負うのは馬鹿げている。
その後はGPSの位置情報で行動を把握し、高速に乗って自宅方面に向かったのでクライアントと相談の上、調査は終了。
今回の調査は空ぶりに終わったケース。
車尾行で厄介なのがドライブ。
あてもなくあっちにフラフラ、こっちにフラフラされたら敵いません(笑)
こういうときは大体尾行を中断します。
浮気調査では対象者の車にはGPSが(大体)付いているので、立ち寄り先で追い付く感じです。
紹介したケースは空ぶりましたが、後日きっちり証拠は押さえてます。
この日はなんで対象者がこんな意味不明な行動を取ったのかは後に判明。
浮気相手にドタキャンされデートの下見に行ったみたい。
なにそんなに気合を入れてんのよ?
慰謝料を請求されて終わりですよ。
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