「人事権の乱用」リコーの出向命令は無効 

リコー(東京)の退職勧奨を拒み、

元の職場への復帰を求めた訴訟の判決があった。

2人はリコーでデジタル複合機の設計開発などに従事していたが、

2011年に物流事業の子会社に出向し、商品の箱詰めや検品を指示された。

篠原絵理裁判官は

「出向先では立ち仕事が中心。

それまで一貫してデスクワークに従事してきた

原告らのキャリアや年齢に配慮した異動とは言えない」と指摘。

「退職勧奨を断った原告らが考えを変えて、

自主退職に踏み切ることを期待して行われた」

「何度も退職を迫った上で出向させており、人選も不合理だ」

「自主的な退職を期待した出向命令は人事権の乱用だ」として、

命令を無効とする判決を言い渡した。

リコーは即日控訴した。

原告の社員は「出向命令が無効と判断されて本当によかった。

会社は判決を真摯(しんし)に受け止めて、

速やかに技術者に見合った職場に戻してほしい」と語り、

代理人を務める棗一郎弁護士は

「リストラを目的に企業が何をしてもよいわけではないことが示され、

その意義は大きい。

リーマンショック以降、

希望退職に応じなかった社員に無理な出向を命じる

ケースはほかの企業でも相次いでいる

が、今回の判決を重く受け止めてほしい」と話した。

リコー側は「出向の有効性について主張が十分理解されず残念」とのコメントを発表した。

今、社会問題となってる、リストラ拒否による

人事異動について、「人事権の乱用」と判決が出た。

この手の裁判は原告側が勝訴が多いみたいだが、

結局会社に居ずらくなり、やめる人がほとんどだ。

今回の判決は地裁。

まだ、高裁と最高裁が残っている。

 

 

 

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