ふとメディアリテラシーを思う。

メディアリテラシーという言葉をご存知ですか。

簡単にいうと、メディアが発信する情報を評価・識別することです。

ある統計ではテレビや新聞等で報じられる情報に対して信用する割合が日本人は70％を超えますが、欧米では30％前後です。

この統計から日本人はメディアに対しての信頼度が高いことが分かりますが、メディアの報じることを鵜呑みにしないで、自分自身で評価・識別することがメディアリテラシーでは大事になります。

少し話は変わりますが、先日テレビのワイドショーを見てたとき、今話題になっている某貸衣装屋の社長の話ででていたのですが、この社長がベンツに乗っていたそうです。そこでの表現が「ベンツを乗り回す」となっていて違和感。

辞書で調べれば、乗るも乗り回すも同じ意味ですが、「乗り回す」の表現に悪意を感じてしまったのは私だけでしょうか。

探偵の報告書では、客観的な表現を使うことを心がけています。

調査対象者は不法行為者が多いので、依頼者様の心情を考えれば対象者のことを悪意的な表現を使かった報告書に仕上げれば喜ばれる方もいると思いますが、そのような作成の仕方はいたしません。

あくまでも、行った事実をありのままに制作し作成者の意思は必要ありません。

この社長が大多数の方に迷惑をかけている（迷惑とかういうレベルではないかもしれませんが）事実は間違いありません。

だからといってこの社長に対してメディアが悪意的な表現を用いることは府に落ちません。

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