ある日、あなたはメールボックスを開けてみると、
銀行より、
「システムのメンテナンスや機能の向上のためにお客様情報の再入力をお願いします。」
と書かれたメールを受け取る。
URLが、貼り付けてあったので、そこから銀行のホームページに飛び、
書かれていた情報を入力した。
そして、数日後・・・
何気なく預金残高を確認してみると、200万円ほど、残高が減っている。
あなたは、意味がわからない・・・
なにこれ、なにこれ、なにこれ・・・
電話、電話、電話
手を震わせながら、なんとか銀行に電話する。
「す、す、すいません。
お金が・・・
なくなっているんですけど・・・」
「えっ、どういうことでしょうか?」
「口座から勝手に預金が減っているんだよ!!!
どうなっているんだよ!!!」
泣きそうな声で電話に語り掛ける。
「少々、お待ちください。今、担当のものと変わりますので」
数十秒後、
「お電話、変わりました。私、○○の○○でございます」
耳に入らない。
「お客様、お客様」
「どうなっているのですか!!!」
「先ほど、伺いましたところ、口座から預金が減っているという事で、間違いないでしょうか?」
「そうですよ」
「お客様、確認なのですが、ネットバンキングは加入されてますでしょうか?」
「ああ、やっているよ。それが?」
「では、ここ数日以内にお客様情報を入力されましたでしょうか?」
「う~ん、そういえば、
お宅からメールでメンテナンスがどうたらこうたらで、
入力してくれって、通知が来ていたので入れたが・・・」
「えっ、そのようなメールは当行から送られていませんが」
「えっ、来てましたよ。
URLが貼り付けってあって、お宅のホームページのちゃんといったよ」
「お客様、落ち着いて聞いてください。
当行の全く同じようなホームページに誘導させて、お客様情報を抜き取る手口でございます。
お手数ですが、一度こちらにお見えになっていただけませんか?」
「わかりました、直ぐに行きます」
なんてこった、あれが詐欺だなんて・・・
以前ネットバンキング利用した時と全く変わりなかったのに・・・
あなたは、急いで銀行へ向かった。
*この記事は2012年に実際に起きた詐欺事件を元に書いています。
hy東京探偵事務所 町田オフィス
●TEL:042-732-3534
●FAX:042-732-3263
●MAIL:machida@hytokyo.co.jp
●所在地:〒194-0013 東京都町田市原町田2-7-6-306
JR「町田駅」ターミナル口より徒歩5分
●代表:黒木 健太郎
●探偵業届出番号:東京都公安委員会 30180199号
hy東京探偵事務所 池袋オフィス
●TEL:03-6802-8160
●FAX:03-6802-8161
●MAIL:info@hytokyo.co.jp
●所在地:〒171-0014 東京都豊島区池袋2-49-13杉山ビル2F
JR「池袋駅」北口より徒歩3分
●代表:原田 秀樹
●探偵業届出番号:東京都公安委員会 第30170109号
●探偵業開始番号:東京都公安委員会 第30110315号
コメントを残す