「ヘイ、キャサリン、たまにはドライブでもどうだい?」
「OK。いいわね」
「Good。here we go!!」
2人はドライブに出かけた。
も、いきなりの渋滞・・・
「オーマイ、ガッ、なんてこった、全く進みやしない」
「あなた、焦らないで、ゆっくり行きましょうよ」
「そうだな」
だが、ストレスは積もるばかり・・・
「この踏切が混むんだよ、さっきから全く進みやしない」
信号が青に変わり、前の車も進みそうだ。
「進みきってないが、いいや、行っちまえ」
と、進んだ瞬間、前の車が止まり動き出さない。
どうやら、歩行者や自転車やらで前方が詰まっている。
その時、「カーン・カーン・カーン・カーン」と響く警告音。
「オイオイ、マジかよ。 早く進めよ!進んでくれよ!!!」
無情にも降りてくる、踏切の遮断機。
後ろを見るも、バックできそうもない。
パニくる、あなた。
「キャサリン、とりあえず降りるんだ。逃げろ。」
今なら前に進めそうだ。遮断機を壊せば進める。
だが、パニックに陥っているあなたは、一緒に車から降りてしまった。
踏切には緊急停止ボタンがある。
それを押せば事故は避けられるだろう。
だが、あなたはその存在を知らず、ただ立ち尽くしている。
数秒後、電車のブレーキの金切り音と共に、大破する車。
群がる群衆、響き渡る悲鳴の声、
うなだれるあなた・・・
数分後、鉄道職員に連行され、警察の取り調べを受ける。
「君、何て事をしてくれたんだ。
君は、刑法129条、過失従来危険(30万以下の罰金)
刑法261条、器物破損(3年以下の懲役または30万以下の罰金)
道路交通法33条、踏切の運行(踏切不停止等、しゃ断踏切立ち入り点数、反則金)
道路交通法57条 乗車または積載の制限等(6ヵ月以内の懲役または10万以下の罰金)
に問われる。
人が死んだ場合は、刑法211条 自動車運転過失致傷罪
(7年以下の懲役若しくは禁錮または100万以下の罰金)
になるからな。覚悟するように」
あなたは、黙って聞くしかなかった。
数日後、あなたは釈放された。
幸い死傷者はなかった。
そして、鉄道会社から損害賠償の請求が届いた。
車両修理費、乗客の払い戻し、振り替え輸送費、臨時動員人件費、
しめて、1億1千3百万である。
「ああ、これは神が与えた試練に違いない。私は一生かけてこの罪を償わなければならない。私は自殺はしない」
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