浮気調査で複数回のラブホテルの出入りの証拠を押さえたときに良く依頼者から言われるのが
「これで完璧ですね」
毎回、返答に困るのですがはっきりと言わせてもらうと
「完璧ではありません」
私からの解答は、「慰謝料を請求するには十分です」
完璧な浮気の証拠というなら
1・ラブホテルに行く
2・不貞行為の現場の撮影
3・対象者と浮気相手が間違いなく特定できること
通常の浮気調査では2を抑えるのは不可能。
(お金に糸目を付けず違法行為を持さないなら出来そうですが・・・)
裁判所の判断は不貞行為を推認するとなります。
※推認=すでに分かっていることをもとに推測し、ある物事が事実であるらしいと認めること。
(グーグルより)
要は「不貞行為があったでしょう、だから慰謝料を認めます」になります。
上記のことを踏まえると、完璧な浮気の証拠ではなく、慰謝料を請求するには十分な証拠となってしまうのです。
日本語の揚げ足取りみたいですがこれが裁判所の判断です。
3に対しても「ラブホテルの出入りに顔さえ撮れたれば大丈夫」と思われている方が多いですが、これは不十分です。
「私ではない」で通用します。
これも裁判所の判断です。
似た人物だと裁判所に判断されます。
画像の信憑性はそんなもんです。
他に特定出来るものが必要になります。
その為、自宅や勤務先から調査を開始し、自宅まで尾行します。
この調査報告書を提出して、別人の判断する裁判官はいないと考えられます。
ラブホテルから出て来て、本人の車に乗車するでも問題ありません。
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