権力側の横暴

2012年、4月、富山市で会社役員の夫婦が殺害され、自宅ビルが放火された事件で、現職警察官の警部補が逮捕された。

この元警部補の自白内容と証拠が一致しないため、不起訴処分とされた。

一般人が「やってない」といくら声を上げようが、絶対そんな主張は通らず、元警察官というだけで、「やった」と言った、人間は釈放された。

起訴されていれば、2人以上の殺人と放火で、判決は死刑が予想されていた。

現職警官の死刑事件は、現行法下での犯罪史上初となることだった。

これでは、被害者遺族の怒りは収まることなく、富山検察審査会に審査を申し立てた。

この不起訴の数日前、盗んだカードでガソリンを給油したとして、会社員が逮捕され、不認したのにもかかわらず、85日間も拘留された。

だが、証拠となった、防犯カメラのビデオテープに数分間のずれがあった。

警官は自白しても、無罪で、一般市民はいい加減な防犯カメラのテープで、何十日間も拘留される。

権力側につけば、人を殺しても無罪放免なのか!!

 

 

 

 

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