江戸城無血開城・勝海舟の策略
~続き
抗戦の準備を進めつつ、一方で和平交渉の準備を進めた。
官軍が江戸に攻めてきた場合は、江戸の町に火をつける準備した。
江戸の住民を千葉に避難させたうえで、ゲリラ的掃討作戦を仕掛け、江戸の町もろとも官軍を殲滅させる、浄土作戦の準備をした。
交渉にあたって、徳川慶喜を上野の寛永寺大慈院に謹慎させ、西郷隆盛に誠意をみせ、
当時の新政府の後ろ盾だったイギリスを利用し、英国公使のパークスを使って、
交渉を有利に進めようとした。
イギリスの国益にとっても、江戸の町は重要であった。
横浜で貿易を行っていたが、江戸が壊滅すれば影響は免れない。
パークスは江戸決戦の数日前、西郷隆盛の下を訪れ、徳川慶喜が謹慎している以上、
江戸を攻め入ることは、国際法上有り得ないと、西郷に告げた。
万が一のため、徳川慶喜をイギリスへの亡命の準備までしていた。
そして、江戸決戦の前日、勝海舟と対談した西郷隆盛は、勝の言い分を聞き、受け入れた。
こうして江戸は戦乱から逃れ、ここから、近代国家への成長が始まるのである。
大政奉還が成されたといえ、新政府はまだ力をほとんど発揮していなかった。
江戸を手に入れた新政府は、明治政府を立ち上げ、
富国強兵の下、近代国家へ移り変わるのである。
歴史に‘もし‘はないが、もし江戸決戦と為っていたならば、
今の日本の繁栄もなかったかもしれない。
hy東京探偵事務所 町田オフィス
●TEL:042-732-3534
●FAX:042-732-3263
●MAIL:machida@hytokyo.co.jp
●所在地:〒194-0013 東京都町田市原町田2-7-6-306
JR「町田駅」ターミナル口より徒歩5分
●代表:黒木 健太郎
●探偵業届出番号:東京都公安委員会 30180199号
hy東京探偵事務所 池袋オフィス
●TEL:03-6802-8160
●FAX:03-6802-8161
●MAIL:info@hytokyo.co.jp
●所在地:〒171-0014 東京都豊島区池袋2-49-13杉山ビル2F
JR「池袋駅」北口より徒歩3分
●代表:原田 秀樹
●探偵業届出番号:東京都公安委員会 第30170109号
●探偵業開始番号:東京都公安委員会 第30110315号
コメントを残す