浮気調査事例・離婚をせずに慰謝料請求

今回の浮気調査でのクライアントの希望は離婚をせずに相手から慰謝料を請求し浮気相手と別れさせることです。

今回の調査は難航しました。

浮気相手と会うのですが会ってもお酒を飲んで深夜までカラオケ。

2人で密会している地域にはホテルがなくこの周辺であっている限り不貞行為の証拠は得られそうにありません。

カラオケBOXで行為をしていたら少しお手上げな状況です。

(発覚覚悟でドアの隙間から撮るか行為が確認できたとこでクライアントが突撃するしかありません。)

最近のカラオケBOXはそのような行為を禁止しているため部屋にカメラを設置し注意をするそうなのでここではしてないと憶測するしかありません。

毎回会えば深夜までふたりでいるのと浮気相手にも家庭があるのでこの行為だけでも問題はあります。

数回、調査を重ねたのですが、いつもこのパターンです。

クライアントにも予算の都合があります。

不貞行為の証拠は得れていないが、相手にも家庭があるのでこの密会の証拠だけで会うのを止めさせる(慰謝料を諦める)方向にするしかないかなと方向転換を考えていたときです。

配偶者の勤務先で張り込みをしていたのですが、その日は退社が確認できませんでした。

ここで、クライアントも私達もピントきます。

会社を休んで会っていたと。

そして、この配偶者が浮気相手に会うときには特徴があります。おそらく浮気相手からのプレゼントだと思われる洋服を会うときには身に着けていくのです。

しかも、ご丁寧に前日から準備します。

次のこの機会を狙って調査を行うことにします。

待つこと数日、その機会は訪れます。

さて、自宅から調査開始です。

自宅を出た配偶者は会社へ向かう途中の繁華街駅にて朝食をとります。そして、この日は異様に警戒しています。

調査員も慎重に調査を行います。

案の定、しばらくすると浮気相手と合流します。

そして、この後はホテル直行です。

夕方近くまで、ホテルに滞在しその後帰宅です。

この調査の調査期間は5か月近くかかりました。

クライアントがこの状況を根気強く辛抱してくれたおかげで得れた浮気の証拠ともいえます。

調査は長くかかったのですがその後の展開は早かったです。

弊社が紹介させていただいた弁護士から浮気相手に連絡し、クライアントと弁護士と浮気相手で話し合い。

浮気相手は弁護士から連絡を受けた時点で既に観念していたらしく、(浮気相手にも家庭があるので)平謝りで、その場でクライアントの配偶者に連絡し今後もう二度会わないと伝え連絡先を消去。

もちろん、クライアントにも配偶者とは二度と会わないと書面で約束。また、慰謝料も200万円払うと合意。

弁護士のお仕事はわずか3時間弱で終了。

このように浮気相手にも家庭が有りますとすんなり決着がつき、裁判での相場よりも高い慰謝料の額で決着することも多々あります。

 

 

 

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