ささいな約束だが、命を懸け約束を守った政治家がいた。
第27代内閣総理大臣 浜口雄幸である。
1930年11月、浜口は東京駅で銃撃にあい、瀕死の重傷を負う。
だが、大手術の結果一命は取り留めることに成功する。
小康状態を保った浜口は、近々議会に復帰する事を約束する。
だが、容態は悪化、絶対安静が必要となるが、無理を押して、登院を果たすのである。
そのとき、引き止める家族に対して言った言葉が、
「議会で約束したことは国民に約束したことだ。出るといって出ないのでは、国民を欺く。
宰相たるものが嘘をつくというのであれば、国民はいったい何を信頼すればいいのか。
事情はどうあろうと、自分はいいわけなどしないで、約束どおり登院する」
1931年の1月に退院し、4月に登院したが、声もかすれ、身体は靴の重みに耐えられる状態ではなかった。
4月に首相を退任し、この年の8月には死去している。
命がけで自分の政治理念を貫いた人である。
hy東京探偵事務所 町田オフィス
●TEL:042-732-3534
●FAX:042-732-3263
●MAIL:machida@hytokyo.co.jp
●所在地:〒194-0013 東京都町田市原町田2-7-6-306
JR「町田駅」ターミナル口より徒歩5分
●代表:黒木 健太郎
●探偵業届出番号:東京都公安委員会 30180199号
hy東京探偵事務所 池袋オフィス
●TEL:03-6802-8160
●FAX:03-6802-8161
●MAIL:info@hytokyo.co.jp
●所在地:〒171-0014 東京都豊島区池袋2-49-13杉山ビル2F
JR「池袋駅」北口より徒歩3分
●代表:原田 秀樹
●探偵業届出番号:東京都公安委員会 第30170109号
●探偵業開始番号:東京都公安委員会 第30110315号
コメントを残す