豊田商事事件

詐欺事件として、最大被害額を出した、巨額詐欺事件、「豊田商事事件」、被害総額は2000億にも上る。

「ペーパー商法」といわれる手口が使われた。

金の先物取引に勧誘して、金を購入してもらい、その金を2年間預けることによって、（人によって違うかもしれないが）その利子を渡すというもの。

利子は、約10～20%で、先払いである。

購入者は実物の金を一切見ることなく、「預かり証券」（純金ファミリー契約証券）だけ渡される。

何の価値もない、紙切れだ。

実際の手口は、営業セールスマンが自宅を訪れ、例えば、1000万円分の金を購入したとしよう。

そしたら、その場で、現金200万が渡されることもあったという。

目の前で、現金を見せ、被害者を誘惑した。

この現金は被害者から巻き上げたもので、その一部を渡したに過ぎない。

そして、被害者の多くは高齢者だった。

現在も、法外な還元率を謳っている、投資話は数多く存在する。

数年間、預けただけで、お金が入ってくるなど、考えが甘い。

あなたが、数千万円貯めるため、どれだけ汗水垂らしたか、考えてみてください。

お金は、自分自身で努力をしないと、増えませんよね。

どうしても、投資をしたい方は、投資の知識を勉強し、

他人に進められてやるのではなく、自ら進んで、投資会社を回り、

しっかりと、リスクマネージメントしてから、やられるのをおススメします。

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