～探偵の日常～結婚前の真実：婚約者の調査と予想外の事実

今回は結婚前の浮気調査についての話です。婚姻は法的には男女間の契約とされています。結婚するときは簡単な手続きですむ一方で、別れる際には多くの労力がかかります。浮気が発覚すれば慰謝料請求や財産分与、親権問題などが待ち受け、未来への不安が募ります。

結婚が上手く行かなければこれらの問題が発生する可能性があります。しかし、結婚してからでは遅いこともあるため、婚約者に対して不安がある場合は行動を確認することが重要です。実際に浮気が発覚しても、相手が平謝りしてくれれば許してしまう人も多いと言えます。

「結婚したら変わる」という言葉もありますが、これは経験上変わらないことが多く、結婚してから浮気をされて別れるパターンが圧倒的に多いのが現実です。男女間で結婚前の恋心が簡単に覆ることは少なく、この感情が結婚後も続くとは限りません。

今回の話題は、結婚の話が進み、入籍予定だったが最近の様子がおかしいと感じる婚約者の調査です。婚約者の仕事が怪しく、金銭トラブルもあり、自宅の所在が不明でした。彼は警察官を名乗り、独身者のための寮に住んでいると言っています。

寮の場所は関係者しか入れないため正確な場所は不明で、夜に数回近くまで行ったことがあるとのこと。彼は法律の知識もあり、警察官という職業はそれなりに信用できるものでした。しかし、女性が絡んでいる可能性と偽りない職業の確認が調査のポイントでした。

調査の結果、女性の存在は早くに確認されましたが、職業については予想外の事実が判明しました。彼は反社会的勢力の一員でした。反社会的な勢力が警察官を偽ることは珍しくありません。個人情報を教えないようなら疑っても良いでしょう。結婚前の調査は婚姻後の問題を未然に防ぐ手段となることがあります。