hy横浜探偵物語 #5 横領して浮気をする営業部長

浮気をする人に必要なものがある。

それは・・・

新年早々いきなり下品な入り方でごめんなさい。

いい大人の男性が浮気をするのには必要なことが多い。

もちろんお金を掛けずに浮気をする人もいるけど・・・

今回、依頼になった経緯は浮気夫の鞄に見知らぬ住所の光熱費の請求書と不動産会社に振り込んだ明細書を見つけたこと。

さらに、この浮気夫より離婚を請求されている。

光熱費の宛名はもちろん女性。

浮気を疑って然るべき状況。

この浮気調査も長時間かかった。

題名にもあるとおり浮気夫は営業部長。

朝の出勤も早く、退勤時間は不明。

平日、帰宅するときは終電近くの遅い時間、帰宅しないこともある。

この平日に浮気相手の家に行っている可能性もあるが、仕事も忙しくしているようなので平日の調査は効率が悪い。

そこで、土日が休みのハズだが、最近は仕事と言って家を出るのでここに狙いを定め調査を開始する。

この土日に絞った狙いは問題なかった。

ただ、たまに別の女性と会い食事をしたりするので順調にはいかない。

浮気調査の時間が土曜日の朝7:00~日曜日の19:00ぐらいまで・・・

会社の出勤の態で家を出るから朝7:00。

浮気夫は昼までブラブラし、その後、浮気相手と合流デートしてから浮気相手と家に宿泊。

帰宅するのが日曜日の19:00。

私は疲れましたけど、もっと精神的に疲れていたのはクライアントだったので、調査が終わったときには安堵した覚えがある。

さて。ここからある問題の解消に迫る。

浮気相手の家賃とかを払っている疑惑。

クライアントは浮気夫の給料は把握しているので(はず)、どこかで何かをして金を作っている可能性がある。

全ての証拠を揃え、クライアントがこの浮気夫と対峙した。

案の定、汚い金だった・・・

続にいうキッ〇バッ〇。

これが発覚すれば会社はクビになるのを浮気夫も自覚はしているようだ。

ここで完全にクライアントがマウントを取る。

探偵の調査費用も慰謝料も、これからの生活費も全て払うから離婚をしてほしい。

しかも、この浮気相手には何も言わないでほしいとのこと。

どうやら浮気相手は浮気夫とのことを独身と思っている。

(独身と偽って、付き合った)

クライアントも浮気相手が判明した時点で離婚の意志はあったので、そこまで言うなら離婚するのもやぶさかではない。

さて、私が知っている横浜の物語はここまで。

この後、クライアントがどういう選択をしたかまでは知らない。

相談をされればもちろん乗るが、あまり深入りされたくない方もいる。

クライアントと適度な距離を保つの探偵の務め。

今夜も横浜の風は心にしみるぜ・・・(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

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